火不見の壁打ちする壁

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早見沙織ConcertTour2019 JUNCTION 東京公演 コンサートレポート


4月29日に東京国際フォーラムで行われた早見沙織さんのコンサートツアーの最終公演となる東京公演に参加してきました。

 

Happy New Reiwa!

と言うことで

北海道公演からはや16日が経ちまして、令和イブイブの夜に平成最後のライブとなる人も多かったと思います。いやほとんどの参加者が最後になったと思うんですけど。

はい席。赤いところ。

大阪公演が同じくらいの位置でしたね。(え?記事がない?HAHAHA待っててね) 

 

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https://www.t-i-forum.co.jp/visitors/facilities/a/seat/


物販は三公演をめぐるうちに色々と買っておいたのでキーホルダーさえ買えればいいかなと14時半頃に並びましたが鬼のような速度でポーチとステンレスボトル、モバイルバッテリーが立て続けに売り切れ、私の順番が回ってくるころには白のTシャツのS以外が全て売り切れている有様でした。北海道で全て済ませておいて良かった。(え?記事がry)

 

物販を終えて階段を下りると脇には所狭しとフラワースタンドが並んでいました。

地方の公演の四倍くらいあったので、お花のいい香りが写真を撮っている時に漂ってきました。

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https://twitter.com/hayami_official/status/1123129819892371456

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なんで縦で撮ったの?

 

全通のご両親。頭が上がりませんね。

 

開演前BGMのセットリストはこんな感じ。

Shazamをどこまで信用していいのかわかりませんが聴いた限りでは間違いはなかったと思います。

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これは全会場共通だったっぽいですね。

 

これらの曲を聴きながら、これらの曲をShazamで探しながら、連番の方と談笑しながら、時間は開演時間の18時に。

注意喚起のアナウンスと共に会場は暗闇に包まれ、人々の話し声も次第に静まります。

 

ほんの少しの間をあけて暗い会場に軽快なドラムの音が響きます。

ベース、ピアノ、ギター、ヴァイオリンと演奏に参加しバンドアンサンブルに。

スクリーンには光の粒が軌跡を描き、やがてピンク色のはっきりとした線になり、いくつも枝分かれし、交差し、曲線を描いたりして「JUNCTION」のロゴを浮かび上がらせます。

このアニメーションだけでワクワクが止まらなかったですね。四回分。

あと言ってしまうと広島が東京と同じピンクのロゴ、大阪と北海道では青色のロゴが描かれました。

 

演奏が高揚を誘う中、スクリーンが上がり、バンドメンバーの全貌と、コーラス二人に囲まれ、フィッシュテールフレアスカートが印象的な肩の出たマゼンタの衣装に身を包んだ早見さんが登場します。

早見さんの登場と同時にオーディエンスは立ち上がり、早見さんの誘うクラップで会場は一体に。

 

1.「Let me hear」

コーラスがバンドに加わったことで完成したのかなと思うような熱量をステージから感じました。

「ohーoh-oh」は会場全体で、クラップをつけて会場の熱気は一曲目から高まります。

 

2.「Seacret」

引き続きクラップをつけて、フェイクや歌唱にアレンジを加えてカッコよく歌い上げます。間奏にはピアノアレンジを加えていました。

 

3.「やさしい希望」

ステージの左右に移動し、楽しそうに笑顔で歌唱します。

ライトの演出も緑や橙で爽やかな印象を曲からも演出からも受けました。

 

4.「夢の果てまで」

藤色や濃い橙色のライトに照らされ、明るく歌います。

ギターが印象的で、黒田さんのアレンジが光っていました。

 

MC

早見さん「こんばんはー!」

会場「こんばんはー!」

早見さん「こんばんは~~!!」

会場「こんばんは~~!!」

早見さん「こんばんは~~~~~!!!!!」

会場「こんばんは~~~~~!!!!!」

なんてやりとりがあって最初のMCになります。

「うわ~」とフォーラムをほとんど埋めるほどの人数に感動したような早見さん。

早見沙織コンサートツアー、JUNCTION最終公演にお越しいただき、ありがとうございます。」と会場拍手。

「4月6日に始まったこのツアーも、気づけば最終公演になりました。」

「じゃあ、次は楽しい曲、いきましょう!」

と言って早々と次の曲へ。

 

5.「Jewelry

聴く度涙ぐんでる。

クラップをつけて身体全体でリズムを取りながら、楽しそうに歌っていました。

間奏ではミニシンセの演奏も。

例の如く大サビの歌詞を「唱えて いつも負けない君に」と変えていました。

 

6.「SUNNY SIDE TERRACE」

バンドアレンジでしかも今回はコーラスが入ることでゆったりした原曲とはまたテイストが違い、お洒落な雰囲気に。

Dメロで手を差し伸べるようにしていたのが四公演すべてで印象的でした。

アウトロから早見さんがミニシンセを鳴らし、そのまま息つく間もなく次の曲の演奏に。

 

7.「メトロナイト」

都会のネオンを思わせる赤と青、それと白色のライトが記憶に残る演出でした。

ラスサビの「もっと」は会場全体で。

前曲からのイントロの他に間奏とアウトロでもミニシンセを演奏していました。

 

8.「白い部屋」

メトロナイトの演奏が終わるとスクリーンが下りてきて、オーディエンスは一様に着席します。

演奏中、スクリーンにはまばらに生えた木々の隙間から差す木漏れ日や、風に揺れる木の葉、雪のような粒子が舞う様など、自然的な映像が映し出されました。

その中にたたずむ早見さんやバンドメンバーをスクリーン越しにぼんやりと見ることができ、その映像と早見さんたちが一体になったような錯覚を受け、オーガニックでどこか孤独な空間を演出しました。

 

9.「祝福」

そのままの流れで祝福の演奏へ。

白い部屋と同じように下りたままのスクリーンには様々な映像が映され、夕日で赤く染まる西の空や青空を流れていく雲、海の中に差し込む日の光、ACECOMBAT7で見たような雲海を貫く山々などが映され、自然的と言うよりはどこか神視点と言うか、不思議な感覚に陥りました。

サビ前の「まだ降る雨」と「花 咲くだろう」では雨粒が窓に打ち付けられる様子、花が開花する瞬間が映されました。

そんな綺麗な映像はラスサビ前で消え去り、聴きなれたカノンのフレーズが流れたかと思うとそれを断ち切るようにギターが歪み、ドラムも乱れるように激しく叩かれ、ステージは真っ赤なライトで染め上ります。

客席からはその強すぎる赤でメンバーのシルエットのみがスクリーンに映る形になります。

今回の公演を通して宇宙的だったこの曲に、情動と言うか、琥珀糖と似た印象を持ちました。

この二曲の流れが四公演通して本当に印象深かった。

 

10.「interlude:forgiveness」

ステージが再び暗転するとそのうちに早見さんは一度退場します。

バンドのみのアンサンブルでコーラスが入ることで完全体になったという印象を受けました。

スクリーンにはまた映像が流れ、美しい自然風景が映されました。

また、ヴァイオリンが印象的で「あれ?私クラッシックコンサート鑑賞してるんだっけ?」と言う気分になりました。

 

11.「星になって」

早くレコーディング音源をくださいワーナーさん。

バンドアンサンブルが終わるとスクリーンが上がり、ステージからはバンドメンバーは退場し、早見さんと一台のグランドピアノが。

衣装を着替え、真っ白のレースがいくつもついたドレスを着ていました。

ピアノ一本で情緒的に弾き語ります。

 

MC

「では、みなさんもゆったりお座りのことですし、私もこの、ふかふかの椅子に座っているので(笑)すこしお話を」

と言って二回目のMCへ。

「星になってと言う、私の曲をいっぱい書いてくださっている矢吹香那さんにいただいた曲を、二年半前のツアーぶりに歌わせていただきました。」

「いろいろな年代、何代の方に来ていただいて、何代?(笑) おなごの顔も見えるぞよ」 と客席の左右や2階席に手を振る早見さん。

「あ、今日が初ライブだよって方いらっしゃいます?」

「今日私の実物を初めて見たという方は…わ~。等身大です。」

「あ!もしかして平成最後のライブだよって方いらっしゃいますか!?」

「あれ、平成って明日が最後でしたっけ。そうかじゃあ明日ライブがない限り最後なのか…(笑)」

「ちなみに東京以外からいらした方はどれくらいいらっしゃるんですか?」と訊かれ会場の半分以上くらいが手を上げると

「おぉ~3分の1?いや3分の…2?くらい?いやそれは多いか(笑)」

「みなさん今日はどこからいらしたんですか?」と早見さんが訊くと観客は口々に自分が住んでいる都道府県を声明します。

すると早見さんは立ち上がり、ステージの前方まで小走りで歩み寄って、ふんふんと傾聴するとピアノのマイクまで戻り、

「…千葉だけ聞こえた(笑)」

会場は\どっ/と笑いが起きます。

「あ、あと北海道も聞こえた!沖縄も!遠いところからありがとうございます。」

「次に歌うのは琥珀糖と言う、あ、先ほど歌ったJewelryと言うキラキラハッピー楽曲のキラキラハッピー楽曲、とは?(笑)」

「そんなハッピーな曲のカップリングになっている、宝石みたいなお菓子で食べたら消えてしまう、綺麗なんだけど、喉元を過ぎて消えてしまう。そんな少し切ない話の歌です。」

「レコーディングの時は歌とピアノは別々で録ったんですけど、弾き語りとなるとまた緊張が…(タオルで手汗を拭きながら)」

 

12.「琥珀糖」

「星になって」と同じくピアノ一本で感傷的に、感情的に歌い上げます。

1番のサビからDメロに飛ぶ形の短いバージョンで。

 

MC

拍手のあとお礼の言葉と共に「もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、」と続けます。

「未発表の曲を、広島、大阪、北海道と歌ってきたんですが、その3回はまだ歌詞がついていなくてラララで歌っていたんですけど、歌詞が出来ました。」

「4/29日バージョンです!」

「カーテンと言う、時期的にも始まりと別れを思わせるようなもので…。」

 

13.「カーテン」

ごめんなさいほんとに良かったことしか憶えてない。

「ラララ」の時点で早見さんの表現に圧倒されて3回とも涙ぐんでたんですけど最終公演で歌詞がついて、新しい朝を初めて聴いた時と似たような感動に襲われました。

この曲の変遷の一部に立ち会えたことを本当に嬉しく思います。

お預けと言った感じで東京公演では一番のみの披露になりました。

演奏が終わると「歌詞は全て出来上がっているんですけどハーフバージョンと言うか。今回は一番だけのお披露目と言うことで。」とも。

 

14.「ESCORT」

カーテンの演奏が終わり、暗転の後、スクリーンが下りヴァイオリンの二人以外のバンドメンバーが再登場します。そして闇に包まれた状態でピアノから入るイントロが響きました。

暗闇の中でピアノの撤去に少し手間取っていたようで車輪が軋む音がかすかにしましたが、その間、ピアノの角脇さんが即興でイントロをアレンジして長めに弾き、不自然な間を生まずに演奏に入りました。

 Aメロにクラップをつけてゆっくりめなリズムで歌い上げます。

 

15.「little forest」 

椅子に座って前曲と同じくゆったりとしたリズムとジャジーなバンドアレンジで楽しそうに歌います。

コーラスが入ったことで間奏部分の諧調に厚みが増し、より原曲のアレンジらしさが強まっていました。

黒田さんはアコギに持ち替えていました。

アウトロの間に早見さんは一度退場します。

 

16.「Fly Me to The Moon」

暗転の後、静かにドラムのシンバルが静かに響き、早見さんが再登場します。

衣装は白のフリル部分をパージして、ピンク、青、とJUNCTIONカラーを意識した配色と、黄色が差してあるシャツとこれまたピンクと青のアシンメトリースカートベルトは薄いピンク色に。

ゆったりとした入りから2番はリズミカルに、軽快に転調します。

誰もが知る名曲をお洒落に、まるでジャズライブハウスに来たのかと錯覚するほどの演奏で歌い上げます。

 

MC

「ESCORTと言う私がデビューする直前に関係者のみのコンベンションライブで披露した曲を歌わせていただきました。」

「little forestは今回のアルバムにも収録されている矢吹香那から頂いた曲を原曲とは少し違った感じで、バンドアレンジでお洒落な感じに。」

「Fly Me to The Moonは昔にジャズボーカルをちょこっと習っていたときに何度も歌って練習した曲で、小さなライブハウスで母とハモったりして、小さなときから馴染みのある有名な楽曲です。」

「はい。そんな話は置いて早くそっちの話をしろと言う、プロデューサーの方々の視線を感じるので(笑) 私が声を吹き込ませていただいている25歳児でも、歌わせていただいている曲です。そんな、私生活でもお仕事でも縁のある曲を歌わせていただきました。」

「このかっこいいアレンジはバンマスの黒須さんがしてくださっています。」と言って黒須さんに向けて盛大な拍手が送られます。

「あ、今回はコーラス二人と今は席をはずしているんですけどヴァイオリン二人をバンドメンバーに加えて華やかさが増したバンドメンバーでお送りしてまいす。」

「バンド名はブラックコーナーって私が勝手に言ってるんですけど…(笑)」

と早見さんが言うとまばらに笑い声が。

「あれ?あんまり伝わってない?(笑)」

とバンドメンバーの軽い紹介?に

「黒須さん、黒田さん、かどさん、角脇さんで、ブラックコーナー!(笑)」

拍手が起こりますが早見さんは「伝わったのかな?」と言いたげな雰囲気で小首をかしげて笑っていました。

そして話はめぐってきた各地の話へ。

「私は北海道初上陸だったんですけど、札幌ってすごいですね。東京とかでお刺身の盛り合わせを頼んでもフリスビーみたいな(大きさを両腕で表しながら)大きさしかないのに…」とフリスビーと言う表現に会場は和やかな雰囲気に。

「これくらいの大きさでお刺身が余すことなく散らばって出てくるんですよ!散らばって…?散らされて…?敷き詰められて!出てくるんですよ!」

「ほっけ?ですかね?とかも東京だと黒板消しくらいの大きさしかないのに!」とこれまた黒板消しという微妙な表現に会場は笑いに包まれます。

そんな雑談もひと段落すると「そろそろ皆さん血が止まってきてませんか?」「血を流しましょう!」これを合図にして次々に立ち上がるオーディエンス。

「伸びなんかもして…」と早見さんを倣ってバンドメンバーもオーディエンスも伸びをします。

そして自然にコール&レスポンスに

「盛り上がってるか~!!!!」とオーソドックスなものの他にも「かかって来いよォ!!!!」「ビビってんじゃねーぞ!!!!」など、力強いコールも聴けました。

ディーナ・デル・リオ…

その盛り上がりをそのままに怒涛のスピードナンバーラッシュへ。

 

17.「僕らのアンサー」

早見さんのスピードナンバーと言えばこの曲ですね。

 掛け声とAメロにクラップ、Dメロにいつものコール。

 

18.「夏目と寂寥」 

僕らのアンサーと同じくAメロにはクラップ、ラスサビに「あなた」のコールを誘います。

 

19.「where we are」

ABメロにクラップ、サビにワイパーをつけて。

落ちサビは「ときめきを君と見つけたい」から「ときめきを君と見つけたよ」と歌詞を変えていました。

最後の「Lalala」は会場全体で。 

 

20.「Blue Noir

間髪入れずに「Blue on Blue on Blue…」と続いていきます。

囁くように歌うAメロBメロは色っぽいという他ありませんでした。

真っ青なライトと対照的な赤色のライトはどこかメトロナイトと似ていて、アダルティな表現をされていました。

間奏ではバンドメンバーの紹介、ソロでの演奏に。

コーラス、ヴァイオリンの四人も加わり、ここの間奏でのフェイク、スキャット、早見さんの動きが一層楽しそうでクラップと拍手に精一杯の力を込めてしまいました。

ソロアンサンブルがほんとかっこいいわ黒田さん黒須さんのところでは背中合わせにエアギターも披露しちゃうわで最高でしたね。

 

MC

早見さん「早いもので、次が最後の曲になります」

会場「え~!!」

なんてお決まりのやりとりがあったところで最後のMCへ。

黒田さんが静かに鳴らすアコースティックギターをBGMにつらつらと話します。

「このJUNCTIONと言うアルバムには、色んな曲が入っていて、前にどんどん進んでいく曲もあれば、立ち止まって一歩も動こうとしない曲もあるし、一心不乱に進んでいるんだけどその先に道は続いているんだろうか、みたいな曲とか。

みなさんも、それぞれの思いがあってこの会場に来られているんだと思います。別々のことを感じているけれど、同じ時間を過ごして、同じ空気を共有していて。

そんな”JUNCTION”をやさしく包み込んでくれるような曲を歌いたいと思います。」

 

21.「温かな赦し」

ドラムとアコギが印象的で、竹内まりやさんの書く詩のような圧倒的な「肯定感」で会場を包みます。

アウトロで早見さんは深々とお辞儀をして退場します。

このアウトロは少し長めに取られていてコーラス、ヴァイオリンを加えてさらに豪華なものになっていました。オープニングムービーで演奏されたものとinterlude:forgiveness、それとこのアウトロだけでCDが欲しいくらい。

 

Encore

今回のアンコールは拍手のみで、会場が再び明るくなると歓声が起こり、オーディエンスは立ち上がります。

髪は薄い青色の長いリボンで一纏めにして、低い位置でポニーテールにしていました。着ているのはスタイリストさんにアレンジしてもらったという白色のライブTシャツ。

登場するや否や「ここで皆さんに発表があります!」と言われ、どよめく会場。

カンペがあったであろうドラム付近まで行くも、「あれ!?大事なところがない!?」と慌てふためきます。かわいい。

「ちょ、ちょっと10数えてもらってもいいですか!?」と会場に呼びかけ、その通りに「い~ち、に~い」とカウントアップを始める東京国際フォーラム

早見さんは舞台袖にダッシュで戻り、用紙を取りに行きます。

「じゅ~う」と言い切らないうちにダッシュで帰ってくる早見さんに拍手が起こります。

すると「みなさんこんばんは。早見沙織です。」とカンペに描かれていたらしく律儀に読み上げる様子に会場はまた笑いに包まれます。

「あの、これ(カンペ)に書いてあって…(笑)」

「来たる5月29日に、早見沙織Birthdayニコ生特番決定!」

「今回のこのライブが映像化されます!」

早見沙織、秋に東京と大阪でライブやります!!!」

怒涛の告知&レスポンスの3連投に会場は大いに盛り上がります。

そんな告知が済んだところで、

「アンコールの一曲目は素晴らしいアーティストと各地でその場所だけの特別なバージョンでお届けしていたんですけど、今回はコーラスと、ヴァイオリンの4人とお届けしたいと思います。」

と言ってヴァイオリンの日俣綾子さんと保科由貴さん、コーラスの川崎里実さんと野田愛実さんが再登場します。皆さん揃って白色のライブTシャツを着ていました。

「東京公演では女子4人が参加してくださって、練習してる時ももう女子会なんですよね(笑)」

「コーラスの二人は昔からご縁があってこうして一緒にやらせていただいています。」

「ヴァイオリンのお二人はすごく息があってて、二人で演出とかについて話しているとトントントンと進んでいって、まさに阿吽の呼吸で。」

 

En1.「eve」

コーラスとヴァイオリンのみで奏でられるeve。ほぼアカペラですよねこれ。

それでも全く崩れない、外さないのは流石としか言いようがありません。

公演全体を通してもコーラスの存在感がはっきりとしていて曲の厚みが一層増していました。

いやこれはすごかった。

 

演奏後、再び4人そろって黒色のライブTシャツに着替えたブラックコーナーの4人を袖から呼び込み、かどさんがお茶目なダッシュを披露したりして、「繋がった縁がどんどん広がって、今こうして皆さんと同じ時間を共有できる幸せを噛み締めています。このライブが終わったら別々の明日をまた迎えていくんだろうけど、明日の次にまた別の明日が来て、またどこかの明日で出会えることを信じて。」

と言ってから演奏に入ります。

 

En2.「新しい朝」

この曲を聴く度に竹内まりやさんの楽曲からあふれ出る人間への「肯定感」に圧倒されてしまいますね。

最後の「ラララ」はワイパーをつけて会場全体で。

 

En3.「ByeBye

そのままの流れでByeByeの演奏へ。

クラップとサビにワイパーをつけて、爽やかに歌い上げます。

「バイバイ」という歌詞とワイパーがよく合っていて涙が込み上げました。

 

スーパーお礼タイム

「最終公演と言うことで特別にもう一曲だけ」と言ってまさかのアンコール四曲目に。

と思いきや「その前に、スーパーお礼タイムがしたい」と言って、

「まず、素晴らしい演奏で盛り上げてくれたバンドメンバーにもう一度大きな拍手をお願いします!」

「そして、両親!(笑) 友達やいつも早見沙織の展開を考えてくださっている関係各位、この場をお借りして感謝の気持ちを述べたいと思います。」

「そして!表には出ていないけれどこのライブを裏から支えてくださっていたスタッフの皆さんに!(体全体でステージ裏などを意識させながら)

大きな拍手をお願いします!」

 

En4.「To years letter」

泣かせに来ている。

最後ですがしんみりとはせず、しっとりと歌い上げます。

最後の「ラララ」は会場全体で。大団円のうちに演奏に幕を引きます。

 

 

「美味しいもの食べてね!」と観客に向けて言って、続々と退場していくバンドメンバーを拍手喝采で送ります。

ステージに一人残った早見さんはまず上手に移動して「ありがとうございました~!!!」と言ってから今度は下手側へ。同じように「ありがとうございました~!!!」と言って今度はステージ中央へ行ってから「ありがとうございました~!!!!!」

三度のありがとうございましたを終えて袖にはける直前、また振り向いてマイクがない状態で最後の「ありがとうございました~!!!!!」と溢れんばかりの感謝を会場に届けました。

 

公演時間は3時間。大盛況のまま大団円で、早見沙織ConcertTour”JUNCTION”は幕を引きます。

 

 

 

 

 

――――余分な余談――――

 

 

 

 

あっという間の一ヶ月でしたね。いつの間にか元号変わってるし。

平成最後イブの日にeveを演奏するという洒落も利いていましたが今回のeveのプレミアム感はすさまじかったですね。

なんやかんや上げるまでに一週間もかかってしまったのでもっと筆を早くしたいですね。

秋のライブで会えるのを楽しみにしています。

 

早見沙織Concert Tour 2019 JUNCTION 広島公演 コンサートレポート

4月6日から広島、大阪、北海道、東京で行われる早見沙織さんのコンサートツアーの初回公演、広島公演に参加してきました。

12月のスペシャルライブからあっという間でしたね。

まだまだ先だな~って思ってたらもう新年度です。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は一人旅が初めてだったので平成が終わる前に貴重な経験ができて良かったです。

 

さて本題ですが席は下手側の12列目でした。結構前でした。嬉しいね。

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ここの右端でした。

公益財団法人 広島市文化財団 アステールプラザ

前回の指定席と合わせて大分運がよろしいようで東京公演が心配ですね。(まだ発券してない)

 

14時くらいに先行物販に並びましたがあと少しで自分の番と言うところでポーチが売り切れました。かなしい。

ホール前の廊下にはフラスタが並んでいてそこにはなんと最古参のファン、ご両親からのフラスタが。ほんとに良いご両親ですよね。

他にもいろいろなところからのフラスタが並んでいました。

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ファン有志のフラスタ、参加したかったですね。(情弱)


さて、物販で買うものも買い、入場口前で待っていると17時前頃に列形成が始まりました。入場は人数が1000人くらいということもあってスムーズに進行し、開演時間の17時15分ぴったりに入場しました。

会場BGMにはお洒落でシックな(洋楽だからそう聴こえるだけかもしれませんが)曲が選ばれていて、早見さんの音楽的センスを改めて感じました。

BGMをまとめている方がいましたので引用させていただきます。

 

 

時間は18時になり、注意喚起のアナウンスが流れ会場は暗転します。

すると、スクリーンの向こうの暗いステージから軽快なドラムの音が響き、順番にベース、ピアノ、ギターが演奏に参加してジャズ風のバンドアンサンブルになります。

スクリーンには光の筋が直線や曲線を描き、ピンク色の線になって何本も枝分かれし、「JUNCTION」のロゴを浮かび上がらせます。

このオープニングムービー温かな赦しのアウトロっぽいアンサンブルと合わさってめっちゃいいんですよ。はやく円盤ください。

演奏が会場を盛り上げる中スクリーンが上がり、マゼンタの衣装に身を包んだ早見さんが登場し、両手を上げて起立を促します。

フィッシュテールフレアスカートが印象的な肩の出た衣装でした。

そしてそのまま一曲目へ。

 

1.「Let me hear」

クラップを煽り、「oh-oh-oh」は会場にマイクを向けて歌唱を誘います。

ノリのいい曲なので会場の雰囲気も一曲目から高まります。

 

2.「Secret」

ジャジーな雰囲気を引き継ぎ、今度は早めのクラップもつけてカッコよく歌い上げます。

大好きな曲(全曲好き)なので内心ヤッター!と歓喜していました。

 

3. 「夢の果てまで」

クラップをつけて明るい雰囲気で歌います。

まりやさんの楽曲を聴く度にまりやさんってすげえなあってなりますよね。

 

4.「やさしい希望」

ステージを左右に移動し、観客に向けて歌っている印象を受けました。

ライトが緑やオレンジの演出で、優しさがあふれていましたね。

 

 

MC

四曲が終わったところで一回目のMCが挟まり、

ツアーが二年半ぶりで、緊張していたことや広島初上陸と言うことなどを簡単な挨拶と共に話します。

「JUNCTIONと言うアルバムを引っ提げてやってきました。」

「地元の人ってどれくらいいるんですかね?地元の方よろしければ~」と言って挙手を促すと

(三割五分くらいの人が手を上げる)

「おっおぉ~そこ、そこ?」と少し困った感じでリアクションすると会場は和やかな雰囲気に。

 

5.「Jewelry

MCを終え、イントロからクラップを誘い、楽しそうに歌います。

大サビの歌詞を12月23日に行われたスペシャルライブと同様に

唱えて いつも負けないわたし また会えるよね」から

唱えて いつも負けない君にまた会えるよね

に変えていて泣きそうになりました。(泣いた)

 

6.「SUNNY SIDE TERRACE」

バンドアレンジでゆったりした原曲とはまたすこし違う印象を受けました。

ラスサビあとのフェイクで歌唱力の高さをいかんなく発揮していたのを覚えています。

アウトロから早見さんがミニシンセを弾き、次の曲へ。

 

7.「メトロナイト」

都会の夜を思わせる青と白のライトとサビでは真っ赤なライトでの演出でした。

サビの「もっと」は観客のコールを煽っていて、楽しそうに歌っていました。

間奏とアウトロでもミニシンセを演奏していました。

 

8.「白い部屋」

メトロナイトの演奏が終わると会場は暗転し、スクリーンが下りてきます。

スクリーンは薄いので布一枚隔てたところに様々な映像が不鮮明に映されます。

自然的なもの、光が燦々と注ぐ森の中や雨に濡れる窓、光の粒が舞う様子などが映され、木々の中で早見さんやバンドメンバーが自然と一体になったような錯覚があり、ひっそりとした温かい空間を演出しました。

 

9.「祝福」

スクリーンが下りたまま、祝福へ。

早見さん本人も「宇宙的」な曲だと仰られていたように不思議なある種音楽としては異質な "ちぐはぐさ" が感じられる曲なので特に演出が楽しみでした。

同じようにスクリーンには映像が映され、海の中や夕日に赤く染まる空、歌詞にある「まだ降る雨」や「花 咲くだろう」の場面では雨が打ち付けられる窓、花が開花する瞬間の映像が映されました。

ラスサビはカノンのフレーズをぶった切るようにギターが歪み、ドラムも激しく激しく叩かれ、真っ赤なライトでステージは覆われ、こちら側にはほぼ五人のシルエットが映される形になりました。

予想通りと言うか音楽を聴いている感覚と言うよりは芸術作品の鑑賞と言うニュアンスで、このライブで一番と言ってもいいくらい印象的でした。

 

10.「HAYAMInst(interlude:forgiveness)」

祝福の演奏が終わるとステージは暗転して、そのうちに早見さんは一度退場します。

いつものバンドアンサンブルかなと思ったらinterlude:fogivenessのフレーズが聴こえてニヤッとしました。

原曲のアレンジになるんですかね。お洒落でリラックスできるアンサンブルでした。

 

11.「星になって」

HAYAMInstが終わるとバンドメンバーは退場し、ステージ上には一台のグランドピアノと早見さんが。

衣装はJUNCTIONのカラーをイメージしたシャツとスカートの上に真っ白のフリルがいくつもついたドレスを着ていました。

グランドピアノ一本で情緒的に歌い上げます。

屈指で好きな曲だったので生で聴けて本当に感動しました。

 

MC

座ったままで「すこしだけお話を」と言ってから。

「星になってと言う、曲を昔から書いてくださる矢吹さんにむかしむかし頂いた曲で…昔話みたいになっちゃいましたけど(笑)」

「ちゃんとした盤にはなっていないんですけど大切な曲を歌わせていただきました。」

「衣装も変わって。ピアノの発表会みたいな(笑)」 

会場を見渡して「男性女性、色々な年代の方に来ていただいて、ありがとうございます。いやあ、いいですね、女性。同じ性別。いや男性もいいんですよ!?(笑)」

 

12.「琥珀糖」

Jewelryカップリングになってるこの曲を歌いたいと思います。」

「ちょっと切ない曲なんですけど…」

と少しお話を挟んで感情的に切なく弾き語ります。

1番の終わりからDメロへ繋ぐ短いバージョンでした。 

 

13.「なんか、曲」

まさかの未発表曲の初披露。

「次に歌うのは世に初めて出る曲で」

当然どよめく会場。

「少しづつ日々感じたことや他の人がこうなのかな~って思ったことなどを書き留めて、最後の東京公演までに完成すればな~と。」

「まだ歌詞がのっていないのでラララなんですけど…」

盛り上がる会場に早見さんは「ど、どんどん自分でハードルを上げている気がする…(笑)」と照れていました。かわいい。

「いつか皆様に届くと祈って。」

「じゃあ、歌いまーす…。なんか、曲…(笑)まだ曲名も決まっていないので(笑)」

曲はバラード調で感傷的なイメージでした。ラララだけで泣きそうでした。ていうか泣きました。

演奏後には「切ないんだけど勇気づけるような曲です。」とも。

 

14.「little forest」

未発表曲を終え、一度会場が暗転すると、ピアノが下げられ、バンドメンバーが再登場します。

衣装は変わらず、椅子に座ってジャジーなアレンジで楽しそうに歌います。

黒田さんはアコギに持ち替えていました。

 

15.「ESCORT」

クラップをつけてリズミカルにノリノリで歌い上げる早見さん。

アウトロのフェイクがかっこよかった。

ほんと歌上手い人のフェイクかっこいいですよね。

アウトロを長くしていて、そのうちに早見さんは退場していました。

 

16.「Fly Me to The Moon」

一度退場してすぐ、衣装のレース部分をパージした早見さんが再登場。

前奏が流れて「これどの曲だ…?」となって数秒後にすべてを理解したオタク、頭を抱えました。

言わずと知れた名曲を持ち前の歌唱力でお洒落に歌い上げます。

二番からは転調して激しく歌唱していました。

高垣楓ェ!!!!!!!!!!!!!!!

 

MC

「最初に歌ったESCORTはデビューの直前の関係者のみのコンベンションライブで初披露しさせていただいた曲です。」

「Fly Me to The Moonは誰もが知る名曲ですね。小さなころに母と一緒に歌って、小さなジャズハウスみたいなところで一緒にハモったりとかして。」

「そして、ニヤニヤしている方がちらほらいますが(笑)某素敵な大人のアイドルも、カバーしております。」

と言ってから気が付いたように

「あっ!この衣装、いいっしょ!(笑)」(スカートをつまんで)

と言って会場は大爆笑。もう頷きながら泣いてしまった。ありがとうございます早見さん本当に本当にありとうございます。

「そんな私生活でもお仕事でも縁のある曲を歌わせていただきました。」

そして、「みなさんそろそろ座っていて血が止まってきてるんじゃないですか!?」

「血を流しましょう!!!」と言って再び起立を促します。

それから「アレしましょう。アレ。コーレス。」と言って盛り上がってるか~!!!とお決まりと言った感じのコーレスを3回ほどやってからその盛り上がりをそのままに次の曲のイントロに繋がります。

血を流すだと危ない感じになりません?

 

17.「僕らのアンサー」

ABメロはクラップ、サビには「僕らのアンサー」と「僕がいる」「君がいる」の部分を会場にマイクを向け、コールを誘いました。

 

18.「夏目と寂寥」

クラップと「あなた」のコールで会場を盛り上げます。

 

19.「where we are」

前2曲と同じくABメロにクラップ、サビにはワイパーをつけて。

ピアノのメロディーが印象的で、お洒落ながら会場全体で盛り上がれる曲だなと再確認しました。

 

20.「Blue Noir

間髪入れずに次の曲へ。

真っ青なライトに照らされるステージで歌い上げます。

間奏にバンドメンバーの紹介をドラムのかどしゅんたろうさんから黒須克彦さん、角脇真さん、黒田晃年さんの順にしていきます。

ソロアンサンブルは長めに演奏されました。(ちなみにボーカル、早見沙織~!はありませんでした。)

アウトロも長くしてフェイクもたくさん入れていました。かっこいい。

 

MC

「生バンドなので誰かが鳴らしている音しか鳴らないんですよね。その時その時この会場でしかできない音楽を、みなさんと一緒に、クラップやコーレスで参加していただいて、作ることができて本当にうれしいです。」

「そう、今回はバンドメンバーもすごいんですよ!いやいつも素晴らしいんですけど!」と思い出したように続ける早見さん。

「黒須さん、黒田さん、かどさん、角脇さんで、黒黒かど角!バンド名はブラックコーナーです!強そう!いや強いんです!」

会場は笑いと拍手で包まれました。

「そんなブラックコーナー、最高のアーティストたちとこんな素敵なライブができてうれしい限りなのですが、早いもので次が最後の曲になります。」

と言ってから黒田さんがイントロを弾き始め、それをBGMにしてお話を続けます。

「このJUNCTIONというアルバムは色んな曲が詰まっていて、前に前に進んでいく曲もあれば、一歩も動こうとしない曲もあって、一心不乱に進んでいるんだけど、その先は果たして道があるのか、みたいな曲とか、そんな様々な曲たちがふと交わったその交点を切り取ったようなアルバムになりました。

そんな色々な曲たちを一つに包み込んでくれるような、アルバムの最後の曲にもなっている曲を歌いたいと思います。」 

正直ここのお話で泣きそうになりました。泣いたけど。

 

 21.「温かな赦し」

ピアノとアコースティックギターが奏でるメロディーに乗せられた圧倒的な「肯定感」が感じられる演奏でした。

このコンサートで一番好きになった曲かもしれません。元々全曲好きですけど。

アウトロの途中で早見さんは深々とお辞儀をして退場します。 

アウトロを長めにして、激しさを感じさせるアレンジになっていました。

 アンサンブルが終わり、会場は暗転。拍手から少し間を開けてアンコールが始まります。

 

Encore

拍手とアンコールが響く中、早見さんが衣装をライブTシャツに着替えて再登場します。ちなみに白色の方。

早見さんが再登場すると拍手と共に会場の観客は一様に起立しました。

髪は薄い青色の長いリボンで一纏めにして、低い位置でポニーテールにしていました。かわいい。

「ありがとうございます。二年半ぶりのツアーで昨日とかあたふたあたふたしてたんですけど、会場の熱量で全部吹き飛びました。」

「えー、ここだけで歌う曲です。この曲に勇気づけてもらったというお手紙をたくさんいただいて、そんな曲を角脇さんのピアノだけで歌いたいと思います。」

と言ってから、角脇さんが再登場します。角脇さんは白色のライブTシャツを着ていました。

「角脇さんのピアノは、情緒的でそういった表現がよりますと思うので。あ、私は座って歌うんですけど(笑)」と言いながらイントロが弾かれると立っているのオーディエンスを見て「やっぱり立とっ」と小声でつぶやいていました。人柄の良さがあふれ出ている。育ちがいい。教養がある。

 

En1.「LET'S TRY AGAIN」

角脇さんのピアノ一本で、静かに、それでいてエールを送るように歌い上げます。

この曲の泣かせ率の高さよ。

 

MC

アンコールの一曲目が終わり、早見さんが舞台袖に順々に呼びかけ、角脇さん以外のブラックコーナーが再登場します。

黒田さんと黒須さんは黒のライブTシャツ、かどさんは白を着ていました。

黒田さんは登場時シャツをこれでもかと強調されていました。

「そうなんですよ。最後はみんなライブTシャツで。みなさんとっても(ライブTを)お洒落に着こなしていて、黒の方は男性でも合わせやすいデザインで、白の方はピンクとか色々入ってて男性には抵抗あるかもしれませんけど。普段着ても良し、部屋着にしても良し、押し入れに保存するもよし(笑)」 

「あっ!そうだ。グッズはポーチとボトルが売り切れで、他はまだ残ってるみたいなので終演後よろしければどうぞ~」

「それぞれの昨日を過ごして、みなさん今日は同じ場所にいて、また別々の明日に向かっていくんですよね。あ、明日大阪に来る方はまた会うんですけど(笑)

たまたま今日一緒の時間を過ごして、その明日がどんどん積み重なって、またもしかしたらこうして同じ時間を過ごしたりするのかもしれない。良い "JUNCTION" でありました。」

 

En2.「新しい朝」

 「夢の果てまで」とはまた違う竹内まりやさんがレジェンドたる所以を強く感じる曲ですね。

人間、人生への肯定感があふれ出ている楽曲だと思います。聴く度に泣いてしまう。

最後の「ラララ」はワイパーをつけて会場全体で合唱の形に。

 

En3.「ByeBye」

 「今日は本当にありがとうございました。」と最初に告げてから歌い始めます。

JUNCTIONの中でも相当刺さっている曲がトリで思わず涙が出ました。

クラップとサビにワイパーをつけて。2番あとのギターが印象的でした。

「バイバイ」とワイパーが良く合ってますね。

 

演奏を終え、「みんなおいしいもの食べてね!」と早見さんが言ってから順に退場していくブラックコーナーを拍手喝采で送り、最後に舞台ひとり残った早見さんがマイクを置いて「ありがとうございました!!」と上手側で会場に声を響かせて退場し、称揚の中公演は終了しました。

 

公演時間は18時開演で20時30分に終わったので大体2時間半。

 

 

 

余分な余談は後で描きます

 

 

 

早見沙織スペシャルライブ2018winter ライブレポート

12/23に行われた早見沙織さんのライブに行ってきました。

私はライブに参加すること自体が初めてだったので何もかも新鮮でライブ終了後には全てに歓を尽くす勢いでした。もう4回くらい泣きましたね。

なお、ライブレポートを書くのも初めてです。

席はなんと指定席がとれたのです。ビギナーズラックというやつでしょうか。

 

ちなみにZeppDivercityの会場はこんな感じ

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https://zaseki.guide/tokyo/koto/zepp-divercity-tokyo.html

 

・・・いやよく指定席とれたな。

2018年分の運を使った気がします。もうすぐリセットされるんですけど。

 

 

ちなみに番号は2Eの13番だったので

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ほぼ最後方のここでした。

 

いやー!いい席でしたね!

とはいえシッティングになるので盛り上がり自体は一階には遠く及びません。

早見さんの楽曲はしっとり聴きたいものが多いので不満は一切ありませんでしたがメジャー調の曲の時はライブに100%参加しきれない歯がゆさを覚えました。

でもよっぽどあたり席ですね。私は背が大きい方ではないので一階だったら全く見えないなんてこともあったかもしれません。

 

なんやかんや(2200人の一階スタンディング席の人の入場を待って)入場しました。

ロビーには様々なところからのフラスタが置いてありましたね。サイゲから、GF(仮)から、寿美菜子さんからも送られていました。(サイゲさんはナーヴェSSR早く出してください)

初めてだったのでそこまで頭が回らず、フラスタ撮りまくればよかったなと。

 

 

ドリンクを交換し、いよいよ会場へ入場。

二階に上がり、自分の番号に着席し、少し待つと予定時間通り開演しました。

 

 

まず照明に照らされたステージに軽快な音楽が流れ、しばらくするとドラムスの小笠原拓海さんが登場して演奏を開始します。

またしばらくして、ベース(バンマス)の黒須克彦さんも登場、演奏に参加します。

その後、キーボードの門脇真さん、ギターの増田武史さんが順番に登場し、演奏に加わっていきます。

そしてそのまま一曲目のイントロへ。

 

1.「メトロナイト」

イントロが流れる中、淡いピンクの衣装に身を包んだ早見さんが登場。

足でリズムを刻みながらカッコよく会場を盛り上げる早見さん。

間奏などで近くに設置されているミニシンセを演奏していました。

煌びやかな都会の夜を思わせる照明の演出で、ラスサビの「もっと」ではお客さんを煽り一曲目から会場の熱気は高まります。

 

2.「水槽」

イントロから手拍子を誘い、メトロナイトと同じくスタンドマイクでポップに歌い上げます。

青や白に照らす演出も綺麗でした。

Popsしてる曲なので生バンドの良さがよく感じられました。

 

3.「僕らのアンサー」

三曲目からはハンドマイクに持ち替え、ステージを右へ、左へ移動し会場を盛り上げます。

早見さんの楽曲の中でも数少ないロック調の曲なので更に会場を湧かせます。

 

 

三曲が終わったところでMCが挟まり、

「外は寒かったでしょうから、最初から血をたg…滾らせるような曲目で、皆様の血の巡りを活性化さようと!」

とコメントし、会場を和ませます。どもるのがかわいかった。

そして、「そんな暖かくなるような曲を」と言って次の曲に続きます。

 

4.「SUNNY SIDE TERRACE」

ゆったりとした雰囲気にはなりましたが初夏の青い空と入道雲を思わせる曲で、ふんわりとした温かさで会場を包みます。

照明は衣装と似た薄いピンク色の演出に。 

 

5.「eve」

ほんわかと和んだ会場をジャジーな雰囲気で包みます。

かっこよく、けれどカジュアルに歌い上げます。

二番のBメロでのドラムが身体の芯まで響いてくる感じか忘れられません。

 

6.「Let me hear」

「アルバムの新曲です。歌える方は一緒に!」と言ってクラップと歌唱を誘います。

小気味良くシックな曲なのでライブによく合っていました。

アウトロは長めになっていて、その間に早見さんは一度退場していました。

 

HAYAMInst

はやみんすと

バンドメンバーによるオリジナルのインスト曲を演奏。

一曲目はギターとドラムでポップに、二曲目はベースとキーボードでジャジーな雰囲気なアンサンブルでした。(そのままの流れでESCORTやsecret、レンダンを期待してた。)

 

7.「あるゆらぐひ」

暗転の後、早見さんが再登場。

椅子に座り、歌い上げます。

静かに、それでいて熱を感じさせる歌声で会場をしっとりした空気で包みます。

衣装はシックな黒のドレスに着替え、ロンググローブを着けていました。

 

8.「little forest」

あるゆらぐひから引き続き、椅子に座ったまま歌い上げます。

解放的で落ち着いたサウンドと声でしっとりとした雰囲気を保ちます。

 

9.「サンタが街にやってくる~すてきなホリデイ~サンタが街にやってくる

穏和な雰囲気の中、早見さんがスレイベルを鳴らします。

シャンシャンシャン…と小気味良くベルが響き英語で「サンタが街にやってくる」をカッコよく歌います。

その曲間に竹内まりやさんの「すてきなホリデイ」が挿入され、次の曲間でバンドメンバーの紹介がされました。

その後「サンタが街にやってくる」に戻りました。

 

 

そしてMCパート。

「12月19日に出ました2ndアルバムから”Let me hear”と”little forest”を歌いました。」

「”Let me hear”は川崎里見さんに、”little forest”は矢吹香那さんと昔からお世話になっている方々に作っていただきました。」

と発売されたばかりの新曲の紹介をする早見さん。そして

「JUNCTION、買ってくれた人~!」と挙手を促す早見さん。大勢の方が手を上げていました。

次に「買ってない人~」と促すとちらほら手を挙げる人が。

早見さんが笑い交じりに「物販で買ってね!」と言って会場は笑いに包まれました。

 

それから話はクリスマスソングへ。

「クリスマス前ということで”サンタが街にやってくる”と竹内まりやさんの”すてきなホリデイ”をカバーさせていただきました。」

「この曲を聴くとチキンが食べたくなりますけど、実は裏に用意されていて、ライブ前に一個だけいただきました(笑)」

と場を和やかにさせました。かわいい。

そして、

「今年、竹内まりやさんと言えば、私には外せない曲になります」

と10曲目へ。

 

10.「夢の果てまで」

曲からあふれ出る「大正浪漫」感をのびやかな声と生バンド、特にギターで纏めます。

 

11.「その声が地図になる」

矢吹香那さんとの共作ですね。

ライブだと躍動感があり、会場も盛り上がりました。

 

12.「夏目と寂寥」

アルバムからは6曲目になりますね。

アップテンポでお洒落な曲で、ライブ映えしました。

サビの「あなた」はマイクを客席に向け、曲への参加を促していました。

 

 

そして3度目のMCパート。

「アルバムから”夏目と寂寥”と言う曲を歌いました。詩曲、私!」と少し気恥ずかしそうに手を小さく上げる早見さんでした。かわいい。

「自分で言っていくスタイル(笑)」とも。

「今日は女性ゾーンがあるということですが、そこを選ばなかった女子たち!見えてますよ!あえて行かないという選択肢をとった方々。安心して下さい。周りは紳士な方ばかりですので。」

と女性にフィーチャーして場を和ませます。

それから「次に歌うのは、大変な思いをしてこの日を迎えた方もいらっしゃるでしょうし、みなさん日々色々な事が起こっていると思いますが、気持ちをまたゼロに、初めに戻してくれるような曲です。」

と言うメッセージと共に13曲目へ。

 

13.「ふりだし~LET'S TRY AGAIN」

エールを送るような、そんな2曲のメドレー。

「ふりだし」のサビでは早めのワイパーをつけて。

「ふりだし」は1番の後にラスサビに飛びます。そこから「LET'S TRY AGAIN」のラスサビ前「あなたはほら 一人じゃないんだよ」と流れていきます。

「躓いても君ならば立ち上がれるはず」

「泣いて迷って傷ついて悔やんで あなたはここまできたんだね」

と言う歌詞が泣かせに来ています。泣きました。

 

14.「To years letter」

作詞が早見さん自身と言うこともあってこの曲は特に大事にしているイメージがありますね。

この流れは泣くでしょ(泣いた)

最後のlalala…は会場全員で、ゆっくりワイパーをつけて。

泣きました。

 

15.「Jewelry

2018年の早見さんと言えばこの曲から、と言うイメージがあります。

「最後の曲です。」と言ってイントロをミニシンセで演奏し、笑顔で歌います。

またステージを右に、左に移動し、最後は会場全体で歌いました。

また、大サビの歌詞で「唱えて いつも負けないわたし また会えるよね」の部分を

唱えて いつも負けない君にまた会えるよね」と観客へ向けた歌詞に変えていて涙がこらえきれませんでした。

隣の人に引かれてるんじゃないかと思うくらい泣いた。

 

終了後に出演者は退場。

 

Encore

少し長めのアンコールの後、再々登場。

衣装は深めの緑色のドレスに変わっていました。

「いっぱい衣装を用意してもらったので。」と笑う早見さん。

この衣装を見た時、私の席からは照明の関係で衣装が明るく見えるのですが、淡い緑に見えて「こいかぜ」を歌うんじゃないかと少しだけ構えてしまいました。

 

En1.「Bye Bye」

アルバムからの新曲では7曲目。

個人的にJUNCTIONの中で一番好きな曲だったのでイントロで泣きました。

サビでは「ふりだし」と同じようにワイパーをつけて歌います。

曲名から歌詞からアンコールに相応しい曲だと思いましたね。

泣きました。

 

 

ここでまたMCが入ります。

「ステージ後ろで今日物販で売っていたキャンドルが灯っていたんですけど、見えていましたかね?香りはとってもいいんですけどこれすごく火が大きいんですよね(笑)」と場を和ませます。

「マイク前でも結構香っていて最前の方も少し(香りが)いってるんじゃないですかね、多分後ろの小笠原さんと角脇さんが一番来てるかと(笑) 」

そして最後の曲に向けて。

「2018年、日々色々な事があって、今日も大変な思いをしてきてくださった方もいらっしゃると思います。それでも、毎日必ず朝がきて明日が来る…。このままの流れで次の曲に行きたいんですが1つだけ言いたいことがあります。今日のバンドメンバーの演奏はいかがでしたでしょうか。ほんとうに素晴らしい演奏を聴かせてくれて、”Let me hear”の途中にも素晴らしい演奏があって、インスト部分だけを切り取って2時間くらい聴いていたいくらい(笑)」

 

En2.「新しい朝」

そんなすこし和やかな場をキーボードの音で一瞬で引き締めるイントロ。

イントロから泣いてしまってダメでした。

全ての曲でそうでしたが、早見さんの歌唱力が開放的で壮大な歌詞から強く感じられてただただ感動していました。

最後の「ラララ…」は会場全員で。号泣でした。

 

 

演奏が終わり、バンドメンバーが順に退場していき、これでグランドファイナルか。と思ったのもつかの間、早見さんだけが残り「残り少しだけ大丈夫ですか?」と観客にもスタッフにも確認を取るように言います。

「残り時間、おまけを少しだけ」と付け加えました。

当然会場は「お?」とどよめきます。

「今日、雨降りましたか?4日くらい前に天気予報を見たら雨だったんですよ。私、(ライブやイベントの時は)晴れることが多いんですけど”もし雨だったらこの曲をやります。”と、急だったんですけどスタッフさんに言ってたんですよ。でもスタッフさんは”雨は、降ります。”と言われて(笑)」

続けて「でも開演前には止んでいたじゃないですか。なのでおまけとして。」

それから早見さんは角脇さんが使用していたキーボードへ移動しますが、またステージ中央に戻り「マイクをまず置いて。」と水などを置いているテーブルの上に置き、またキーボードのところに戻り、スタッフさんが準備をしている中、どこかが鍵盤に触れて音が鳴ってしまい「あっごめんなさい」とあたふた。かわいい。

そして「どうぞ、ご歓談ください」と頭を下げる早見さん。会場は温和な空気に包まれます。

「急遽なので譜面がiPadっていう(笑)」と笑う早見さんでした。

 

おまけ.「雨の水平線」

キーボードでの弾き語り。

イントロでミスをし、「あ、間違えた。」と締まらない声で言います(笑)

すぐに弾き直し、「今は止んでいますけど、雨を降らすように。」としっとり優しく奏でます。

照明も円形のライトが青く、蒼く光り、雨粒のようで綺麗な演出になっていました。

おまけと言うことで一番のみになりましたが心から綺麗な演奏と歌でした。

 

最後は「ありがとうございました」とだけ言い、お辞儀をして下手へ退場。

 

 

ライブの公演時間は約1時間45分。

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泣いたの五回以上でしたね。

ライブ直前の特別版ふりすたでも仰っていたようにJUNCTIONからの曲はそこまでフィーチャーせず、といった感じでしたね。

個人的には夏目と寂寥とlittle forestとBye Byeが聴けたので大大大満足ですが!

クリスマスイブのイブと言う特別感のある日に一日限りの特別なライブに参加できてよかったです。

ツアーも是非参加したいですね。

 

 

 

ーーーーここから余談ーーーー

 

 

 

年が明ける前までには書き終えようと思っていたのに気づいたら年が明けてました。

南極よりも楽しいフェスティバルの時もそうでしたが人間の記憶力信用ならなすぎますね。()

次からは二日三日くらいで書き上げたい...。

 

壁を開設して解説します

ふふっ

と言うことで当ブログにお越しいただきありがとうございます。

イベントのレポート、読んだ本や漫画、聴いた音楽の感想などが主なものになると思います。

自己紹介

火不見(ℍ𝕚𝕫𝕦𝕞𝕚 (@ClusterLilyc) | Twitter

Twitterを見てもらうのが楽だとは思いますが軽く自分について書いていきます。

名前は火不見でヒズミと読みます。

彼岸花BUMP OF CHICKEN早見沙織さんが好きです。

他にもたくさん好きがありますがTwitterを見てください…()

 

あまり長く書いても駄文の羅列になるのでここのあたりで終わろうと思います。

ゆっくり書いていこうと思っているので生暖かい目で見てくださるとうれしいです。

それでは次の記事でお会いしましょう。